はじめに
台風一過。半袖半ズボンだと寒いです。
どうも、おとーとです。
今回の作品は『妹が女騎士学園に入学したらなぜか救国の英雄になりました。ぼくが。』
無自覚モノを違和感なく書ける人って天才だと思います。絶対に難しいですよね。
今回のレビューは、
- 書籍概要
- あらすじ
- 個人的、主観的な感想
- この作品の魅力
- グッときたセリフ紹介
- web版と書籍版の違い
以下の内容でお届けします。では、さっそくレビューへ。
書籍情報
タイトル:妹が女騎士学園に入学したらなぜか救国の英雄になりました。ぼくが。(以下『ぼくが。』)
発売日:2022年9月16日
著者:ラマンおいどん様
<補足情報>初書籍化作品。【カクヨム】にて『ぼくが。』更新中。
イラスト:なたーしゃ様
<補足情報>フリーイラストレーター。ゲーム、書籍、グッズなど様々な分野で活躍。
あらすじ
女騎士の妹の世話をしてたら、なんか女王とかに見初められてた
妹が入学したのは女子のみが通う騎士養成学園。王国最高と名高い学園でも優秀な妹は縦横無尽の活躍を見せていて――
出典:ファンタジア文庫/書籍情報https://fantasiabunko.jp/product/202209hero/322206001104.html
「兄さんがわたしなんかよりずっと強いこと伝えてきました!」
いや、ぼくはただの庶民だけど……?(※嘘です。兄さんはヤバい強さです。無自覚なだけです)
そのせいで学園の女騎士がぼくの前に来たので一応模擬戦したり(※学園最強の女騎士が一瞬で実力差を分からせられました)
運動後のケアをしたり(※兄さんのマッサージは女騎士大喜びで貴族でも評判に!)
普通にしてるだけで、ぼくは王女の目に止まり――え、何故?
自称庶民による無自覚女騎士ハーレム×成り上がり!
個人的、主観的な感想
期待通りで予想通りの作品でした。できれば裏切ってほしかった。タイトルやあらすじ通りの作品です。すごい速度で成り上がっていきましたね。
話の展開が読めてしまうのと、主人公の無自覚さにかなり無理があるかなというのが不満点。
しかしネット小説という読みたい人が読むという場で評価が高かっただけあって、主人公最強や無自覚、成り上がり、ハーレムといったジャンルが好きな人は楽しめるでしょう。
あと唐突にぶち込んでくる下ネタが面白過ぎて噴き出しました。
この作品の魅力
著者の”好き”がこれでもかと詰まっている
ヒロインが3人いるんですが、全員もれなく巨乳です。この時点で「あ、この人巨乳フェチや」って察しました。そんな著者の”好き”が詰まった作品ですので、著者の方と好みが似通っているなら、絶対にこの作品はハマります。
ある意味で安心感があるストーリ―展開
レベルの高い衝撃の展開や隠された真実は、評価を受けやすいですよね。でも、実は私はちょっと苦手でして。思いもよらぬことが起こると心が受け止めきれなくて、その作品を読むのをやめることが偶にあるんですよね。
その点『ぼくが。』はスラスラ読めました。所謂なろう系は、好まない人が一定数居るのは事実ですが、好きな人がいるのも事実です。私も好きな人の一人です。
好みの展開を期待通りにこなしてくれる安定さが頼もしかったです。
グッときたセリフ?紹介
最初に謝っておきます。ド下ネタを紹介します。というのも、このセリフの衝撃が強すぎて他はほとんど印象に残りませんでした。残ったのも基本下ネタです。
出来れば飛ばしてください。紹介させていただくのは、あるメイドのセリフ。
それはもう。ユズリハ様の艶姿を目にした殿方は残らず、精液をスプリンクラーのごとくまき散らすこと確定でございましょう。略して精スプ
出典:妹が女騎士学園に入学したらなぜか救国の英雄になりました。ぼくが。
マジでごめんなさい。
私はこれを外で読んで、爆発しました。
ド直球下ネタは文句なく面白かったです。他にもなかなかに狂った発言が多数あるので、気になる方は書籍を購入するか、web版で見てください。
web版と書籍版の違い
ストーリーは基本同じです。加筆修正がされているのでweb版よりも読みやすくなっているでしょう。見せ場もいくつか増えています。
あと、書籍はweb版の6章まで(1話~62話)の内容となっています。現在(2022年9月20日)、8章79話まで更新されているので、続きが読みたい方は【カクヨム】で読めます。記事の最後にリンクを張っているので、そこから飛んでください。
さいごに
レビュー記事を書くのに慣れてきたので、今度は時間短縮の方法を考えています。実行出来たら安定して皆さんにレビューをお届けできるようになると思うので、いろいろ調べたり考えたりしたいと思います。
では、また今度。
妹が女騎士学園に入学したらなぜか救国の英雄になりました。ぼくが。【カクヨム】リンク
試し読みやPVなどの公開されている情報と、私の個人的な感想で構成されているので、ネタバレの心配はありません。安心してお読みください。